「ブラウンルート」がドクターヘリの出動範囲に含まれる?!ーオスプレイ飛行訓練の中止を米国と日本政府に強く求める申し入れを行いました。

 11月2日 全国知事会の席で 山口県岩国米軍基地などを起点とする米海兵隊のオスプレイの低空飛行訓練計画が明らかにされました。すでに沖縄には10万人を超える抗議集会が開催され、訓練ルート下にある自治体からも中止を求める決議などが相次いで上がっています。全国知事会も緊急決議を行いました。
 オスプレイの飛行訓練ルートは6本。 そのうち 中国山地を横断する「ブラウンルート」は岩国基地を拠点に広島県、岡山県を経て鳥取県氷ノ山から兵庫県朝来市生野ダムに至るものですが、米軍はその「ブラウンルート」の存在を明らかにしておらず、訓練ルートの詳細も明らかにしていません。しかし、生野ダムを攻撃目標にも想定していると言われており、これまでも、超低空飛行訓練が生野ダム周辺でなんども目撃されています。
 「ブラウンルート」は、豊岡ドクターヘリの出動範囲の西側部分に東西に位置しています。そのため、重大な支障をきたす懸念が広がっており、今回府議団として申し入れを行なったものです。
 京都府理事者は今のところ 京都府域においては何も聞いていないとこたえました。そもそも、米軍がいちいち説明してくるなどありえないのに説明を受けていないなどという答弁は承服しかねます。地方自治体の長として住民の命を守る立場からしっかりと発言していくべきです。
 未亡人製造機とも言われる欠陥機であるオスプレイの配備はそもそも許されません。無法な飛行訓練は絶対に許されません。ご一緒に声を上げましょう。