かやぶきの里 美山へ 芦生山の家 小水力発電所や美山里山舎・壬生京町家 美山水力サイバースポットを見学してきました。

 南丹市美山町芦生の「芦生山の家」でスタートした小水力発電所の見学にいってきました。
ひさしぶりの美山訪問です。美山の美しい里山の風景をたのしみながら、ドライブも兼ね、てかやぶき美術館をお訪ねし、その近くにある 美山里山舎・壬生京町家にも伺いました。
 美山里山舎は環境負荷の少ない「竹小舞下地土壁」の家で、薪ストーブ、ペレットストーブ、囲炉裏などもありました。らせん型水車もミニ水力発電も行っていました。この電気を使った「美山水力サイバースポット」は公衆無線RANによる高速インターネットアクセス、AC100V電源と12VUSBポートによる携帯電話やPCなど小型の電気の充電もできる設備も備えており、現代的です。
 続いて、美山水力発電所へ。  管理人の方にお話を聞きました。
京都大学の水力発電施設(1930年から61年)の導水道の後を活用し、農林水産省の補助事業として京都府が施行したものです。6メートルの落差を利用してマイクロ水力発電装置4機が1時間あたり1,5キロワットの発電をするものです。天然水を利用した設備であり、毎日 流れ込むゴミや葉などの除去作業が大変のようです。 わざわざ、4機の発電機に細いパイプで水を送るシステムは能力も小さいし、効率的ではないなあというのが率直な感想です。
 京都府のミニ水力発電所第一号にふさわしく さらに研究が必要です