みんなでストップ!日本を「壊国」に追い込むTPP!TPP参加反対・京都府民集会 


11月23日、大谷ホールで開催されたTPP参加反対・京都府民集会が開催され、参加しました。
 実行委員会団体は20団体、賛同は45団体・個人にのぼりました。各地区医師会や草木慶治元京都府副知事も賛同のメッセージを寄せました。集会には、医療、農業、中小業者、建設、消費者、教育、自治体労働者などの団体・個人550人もの方が参加し、集会終了後、烏丸通りを御池までデモ行進。TPP参加ストップ トラクター二台がムシロ旗を掲げて先導、道行く人の目を引き、激励も多数ありました。
 総選挙でもTPP問題が争点の一つになってきました。全国市長会や全国町村会、さらには8割を超える地方自治体議会が反対ないしは慎重にという意見書を国へあげています。先日はJA全国農業協同組合中央会開催のTPP阻止緊急集会で、会長が「総選挙では、TPP反対の候補、政党を支援しますと明言し、あいさつに立った志位和夫委員長が大きな喝さいをあびたとのことです。
 TPPは、アメリカや日本などの多国籍企業の儲けのために、関税を撤廃するとともに、国民の暮らしを守ってきたさまざまな仕組みを破壊するなど、取り返しのつかない事態を招くものです。
 食糧自給率が低下し、食品安全の基準も緩和され、遺伝子組み換えの作物や防腐剤にまみれた安い食品が輸入され、農業とともに国土も破壊されること。そして、国民の食糧の基盤である農林漁業を破壊するだけでなく、医療、公共事業、保険・共済、雇用にかかる制度・規制の緩和もすすみます。
 TPP交渉は秘密主義で行われ、合意をしなくても、4年間は交渉内容が公表されないことになっています。国民も国会議員も知り得ないまま、国の在り方を決める秘密交渉は大問題です。
国民の多くがTPPについてよく知らされない中、世論調査では賛成派が多いという状況にあるとのこと。皆さん、急いで学習をし、その危険な中身を知らせていきましょう。