中丹地域医療再生の修正計画説明会・舞鶴市政懇談会へ、ひとっとび、傍聴してきました。患者の立場に立った地域医療再生の計画や議論ではないと感想をもちました。再編を利用して、府立舞鶴子ども病院のベッド数を60床から30床へ半減する計画ももりこまれており、関係者の不安の声が出されていました。またしても、何の事前調整もなく京都府が突如提案、頭ごなしのやり方は洛東病院当時と同じです。

 みやこ作業所でうどんを一杯ごちそうになり、パンをジュースを買いこんで、車で一路、舞鶴へひとっ飛び。
中丹地域医療再生計画がまとまって、市長が住民に説明するとのニュースを京都新聞で発見し、急きょ車を飛ばせ足を運びました。
 市長がじきじきじきに市民に説明するというのはとても大切なことでいいのですが、決まったものを押し付けるやり方はいただけません。計画をつくるときから市民の声を聞いて反映させるべきです。
 プロジェクターを用いて流暢に行った説明の内容は、4つの病院が生き残りをかけて競い合って4っつともつぶれるより、これからは4つの病院が助け合い連携してやる。市民病院は後方支援病院として日赤横に療養病所をつくり、それに特化して 外来一般診療はやりません。基金を分け合って、4つの病院がこれらを使い 親元かた資金をもらって 合計100億円ほどかけてリニューアルし、設備を整えて若い医者が来たくなる病院を目指す。うんぬんと説明されました。「選択と集中」「分担と連携」 4っつの病院が得意とする分野を強化し、今ある資源を有効活用して あたかも一つの病院のように対応していく。舞鶴市の意向を全面的に府も理解してくれたとのことです。結局、25億円の基金の配分、その条件としてベッド数の削減、くわえて、今まで 公の場で議論すらしていない府立舞鶴子ども病院を医療センター敷地内にうつして 60床から30床に半減させる計画をもちこみました。
 子ども病院で働くみなさんは新聞でしった 寝耳に水です。9月定例会に医療的ケアが必要な子どものショートステイが亀岡まで行かなければならないから充実してほしいという請願が出され 全会一致で可決されしたが、府北部の障がいがある子どもたちの拠点の病院をこのような形でリストラしていいのか、会場からの質問には舞鶴市長は「府が決めた計画 声をあげれば 帰られるかも知れない」などと無責任な答弁をしていましたが真相はいかに。