京丹後市経ヶ岬に米軍の「Xバンドレーダー」配備!?とんでもありません。

 2月26日、日米両政府が、米軍のミサイル追尾の高性能レーダー「Xバンドレーダー」を、京丹後市の航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に配備すると発表しました。防衛省の事務次官が、京丹後市役所、京都府庁を訪れ、配備についての説明を行なった中で、党府議団は即日、知事及び京丹後市長が、日米両政府の同レーダー配備計画を撤回するよう求めました。
 バンドレーダは、弾道ミサイルを精密に探知・追尾できるレーダーシステムで、国内では青森県津軽市の航空自衛隊車力分屯基地に配備されていますが、京都にはもちろん初めて。自衛隊基地の中に、米軍基地を置くという形になるとのことで、結局のところ、京都に始めた米軍基地を置くに等しい。 青森県つるが分屯基地でのレーダー基地では 総勢100名の米軍人や民間人が張り付いているとのことです。平和を脅かし、府民を戦争に巻き込む恐れがあるもので絶対に認めることはできません。
 レーダー基地周辺は飛行禁止区域にも設定されるとのことですが、そうなれば、ドクターヘリの飛行制限も予測されます。先だってからは、オスプレイの飛行訓練も始まっていますが、日本の国土、国民の命を脅かすこれらの無法は認められません。レーダー情報は米軍を通して自衛隊のシステムを通じて日本と共有されるそうです。まさに、集団的自衛権の行使そのものです。