京都府議会12月定例会開催中です。本会議一般質問に立ちました。

 京都府議会定例会開催中です。12月11日には本会議一般質問にたちました。質問のテーマは 難病対策、介護保険、桂川・有栖川・御室川改修についてです。
 難病対策も介護保険の問題でも、国において新たな見直しが進められているところですが、患者や利用者の立場で良い方向に進める改革ではなく、いかに国の財政と財界大企業の負担を抑制するかが中心です。
 消費税増税の理由を「社会保障の充実のため」と言っていたのに、逆に消費税は増やし受け取る年金は減す。医療も介護も国民負担を増やしサービスは減らすというもので、「病気になっても自分で頑張りなさい、家族で助け合いなさい。お上に頼るな」というものです。社会保障への国の責任を投げ捨てるもので、「社会保障解体」というべきものです。原因も治療法もわからない難病の患者さんにも負担を押し付けるというのですから、許すことはできません。
 河川改修については 御室川鳴滝川町地区の護岸整備について常照橋から北音戸山橋まで150メートル区間の右岸について護岸強化をすると回答を得ました。町内会長さん方から府民公募型整備事業の要望を受け検討に着手してきたと答弁しましたが、そもそも、府が現場の危険性を認識するなら河川整備事業としてやるべき事です。 
 今回、浸水被害を受けた左岸側も含め抜本的改修を行うことなども引き続き求めています。
 有栖川については、府は「京都市が主体で事業を進めているのので今回の台風18号の検証を市が行った段階で協力していきたい」旨の答弁でした。淀川工事事務所桂川出張所に申し入れていた際、桂川の浚渫や四号井堰の撤去などが国において検討されているということも確認し、これらの検討状況を具体的に示せと求めましたが、明確な答弁を避けました。
  いずれにしても、甚大な被害を与えた台風18号。京都府の管理河川における浸水被害ですから、国や京都市任せにせず、桂川や有栖川の管理上の問題も含めて、府としての責任があるのであり、京都市、国土交通省、京都府一同に会して検証し、二度と災害を繰り返すことがないように原因を究明し、防災対策に取り組んでいただくよう求めました。市議会議員の皆さんとも連携をとりながら引き続き頑張っていきます。
 詳しくは日本共産党京都府議会議員団ホームページ、質問答弁ご覧ください。後ほど島田ホームページにもアップしますね