http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09026_Z00C12A6CR8000/ 国会事故調査委員会が9日、福島原発事故避難者の1万人アンケート結果を報告した。事故の状況や避難期間の見通しなど必要な情報が伝わらず、住民が着の身着のままで逃げざるを得なかった事実が明らかにされた。
府議会府民生活・厚生常任委員会で福島県の広域避難場所 ビッグパレットを訪問した際に、現場の職員が悔し涙で語っておられたこと「住民の多くが爆発音を聞き、煙をみて、これは危ないと着の身着のまま逃げた」と。
黒川委員長は「情報発信が遅く、避難指示は場当たり的で混乱につながった」と政府の初動対応を批判した。20キロ以上離れた飯館村などでは12日になっても原発事故をしっていたのは半数とのこと。この教訓を政府や京都府は真剣に活かそうとしたか? NO!と言わなければならない。
そうした段階で、大飯原発再稼働を事実上容認した知事、全国知事会長でもあるだけにその責任は重大であると言わなければならない。
京都府は現在大飯原発についての放射性物質の拡散予測に基づく避難計画を立てていない。「暫定30キロで 国に先がけて防災計画を見直したのでこれで応用できる」の一点張りだった。先日の常任委員会で「第二次の防災計画の見直し」をおこなうと発表した。何度指摘してもこの調子。被害地元であるというのなら それにふさわしい取り組みをおこなうよう強く求めたい。
国会事故調 福島避難住民1万人アンケート 東電、当時の菅政権に怒りびっしり、反省もなく、これでも再稼働するのか!!
更新日:2012-06-11 | 議員ブログ