地域医療の充実のために、京都府と与謝の海病院に何が求められるか、現場の声をいまこそ聞くべきー地元開業医さんと懇談

 早くも、現地で、府立与謝の海病院を府立医大の附属病院化するための推進化会議が行われたようである。
 病院の在り方について 何よりも、患者や地域住民、現場の医療機関や市町村の声を聞くべきと指摘してきたが、ここにきて 府が、矢継ぎ早に現地での説明などがおこなっている。 
 議会も現場を知り、現地の声を十分聞く必要がある。 
 8月6日、地元中の地元、地区医師会の中川外科医院長さんにお話を聞くことができた。中川院長は、個人の見解としながら、2月の与謝の海病院の在り方提言はわずか3回の会議でしかも肝心の現地抜きで話し合われていることを指摘され、附属病院化方針にも疑問を呈された。
 丹後与謝地域全体の地域医療の実態、課題をしっかりつかみ病院の将来ビジョンもつくられる必要があること、そのために、現に地域医療を支えている関係者の話をしっかりきく事が必要とのべられた。私たちが危惧しているいくつかの点でも一致する見解もあり、現場からの貴重なご示唆をいただいた。