関西広域連合が関西電力大飯原子力発電所3,4号機の再稼働について声明を発表したのを受け、野田首相が再稼働を決定しようとする緊迫した状況の中、京都府庁前で緊急集会とデモ更新が行われ、参加しました。
暴走する野田民主党政権 府民の願いを踏みにじる知事の行為に怒りのシュピレヒコールが府庁周辺に轟いた。
府議会の審議の中でも、「現段階で再稼働には賛同できない」ということだと理事者が明確に表明していたのにも関わらず、一転して、関西広域連合という隠れ蓑をかりて、「容認」するとは!!
日経新聞は 「大飯原発再稼働 一転容認の舞台裏」として、関西広域連合の知事たちが事実上の容認に舵を切った背景を紹介している。 京都の経済4団体が15日 山田知事の頭越しに地元選出国会議員に「暫定的措置」としての大飯原発再稼働を求める政府への要望書を手渡したのは、野田首相に再稼働の責任を負わせる仕掛けだった。振り上げた拳を下ろさせるための助け舟を経済界が出したというわけだ。
「治家が安全なんて確認できるわけがない、ストップをかけるなら民主党政権を倒すしかない」といっていた橋本大阪市長は「建前論では仕方がない。事実上容認です」とあっさり。滋賀県嘉田知事にしても細野大臣に「エールを送りたい」と笑顔まで見せたと報じられている。
「ストレステストは安全性を総合的に評価するのに十分と言えない」と言っていたのに」「絶対反対の立場ではなく中立的視点で意見を述べている」と一転したとも報じられた。
「暫定的な再稼働なら認めざるをえない」と判断した山田知事。この夏の電力不足に関連して「事故調査が終わらない段階で稼動するだけの緊急性の証明を」と求めていたことに対する政府の不十分な説明にいとも簡単に納得されるのか。一転二転三転する関電や国の説明が信頼できるのか、国民へ全体像が説明されているのか。府民への裏切り行為と言わなければならない。