安全な食べ物、安全な西日本を死守してください。子どもたちがのびのび遊べるあたりまえの暮らしが当たり前でなくなった福島の現状に想いをはせて、皆で考えよう!!諦めないで、立ち止まらないで、めげないで!右京原発ゼロネット 映画「24000年の方舟」の上映と避難者支援報告、避難者お二人の話を聞くつどいで

 23日、右京原発ゼロネットワーク主催の 「原発ゼロへ 映画と報告でまなぶ」つどいに参加してきました。映画「24000年の方舟」はチェルノブイリ原発事故の前につくられた映画です。青森県六ケ所村燃料製造工場や再処理工場や核燃料リサイクルの問題、世界のウラン採掘現場や再処理工場、その周辺部で放射能被ばくによる重大な健康被害、住民の犠牲が強いられている現状を鋭く告発しています。六ケ所村の再処理工場はトラブル続きでガラス固化体の製造に難航し、完工時期を18回も延期し、本格稼働の見通しも立っていません。再処理は原発以上に危険で未熟な技術であり、安全を犠牲にしてすすめられている点でも無謀極まりないものです。全国の原発の使用済み核燃料プールもあと数年で満杯になり、遠からず核廃棄物の処理で行き詰まることは明らかですが、それでも原発を再稼働する電力会社はいったいどんな責任をとるつもりか!原発を基幹エネルギーとして位置付けるとして再稼働を決断した、野田民主党政権、財界に怒りがこみ上げてきます。
 福島被災地に看護師として避難者の健康サポート支援を1カ月にわたって行った報告、そして、福島から非難されてきた二人の女性のお話は今なお原発事故の終息はせず、そして 被害も増え続けていいることを痛感し、胸が痛みました。
 「安全な食べ物、安全な西日本を死守してほしい。福井の原発再稼働はやめてほしい。放射ので汚染された可能性のあるがれきはうけいれないで」と、悲痛な願いが出されました。 
 避難したくても避難できない 福島に残って暮らしている子どもたちを夏休みの間だけでも受けいれて保養させたいとそのような取り組みを自らやっておられることもお聞きしました。
 どの点からみても やっぱり原発はいりません。
おりしも 毎週金曜日に呼びかけられた行動で 国会周辺は4万5000人もの個人がツイッターなどの呼びかけで集合するなど、再稼働反対 原発ゼロへの行動は日増しに広がっています。
ともに 頑張りたいと思います。