過日、地元の常盤野児童館の子育て支援事業で友禅職人さんたちが提案した「型染教室」が開催されると聞き、訪問させていただきました。
地域の子育て真っ最中のママたちが、小さい子供連れでたくさん参加されていました。孤立しがちな子育ての中で頑張っているお母さんたちを支援しようと、様々な取り組みが行われているのですね。今回は友禅職人さんたちの提案が実り、型染教室となったようです。
「ワー綺麗!」「初めてにしてはうまいやん」などなど歓声が上がっていました。刷毛で色を付けるたびに鮮やかに綺麗な花が絵柄が出来上がっていくのですから 感動です。
職人さんの指導の下、ひまわりや紫陽花などの花の型紙を使って刷毛で色をつけていきます。一枚の絵を仕上げるのに今回は5枚の型を使用しておられました。着物などの型染めは最高で70枚もかさねるとかで、いやーすごいですね。出来上がりの全体像を頭に描いておかないとおかしなことになります。
友禅の皆さんは NPO法人 京・ものづくり塾和らいふを立ち上げ、京都府の事業や右京区のまちづくり支援事業を活用して、こうした事業を小中学校にも広げたいと意気込んでいらっしゃいます。
子どもたちの豊かな感性を育てていくためにも、また、奥深い京都の伝統と技の素晴らしさをしるにもとてもいい試みだとおもいます。
常盤野児童館 ヤングママ子育て支援「型染教室」を訪問してきました。
更新日:2012-07-06 | 議員ブログ