阿蘇の山ふところに抱かれて、ことしも田植えの手伝いへ帰ってきました。ふるさとが一番活気づくときです。

 5月連休明け、お休みをいただき、実家の田植えの手伝いに帰ってきました。
わが故郷は、阿蘇の山ふところ、カルデラの中にあります。
 五月晴れの青空、新緑の山並み、ピーチク パーチクとさえずるひばりの声や青ガエルの泣き声、、そして、しろかきのトラクターの音、親戚中が集まってにぎやかに田植えをしているところもあります。
 ふるさとが一番 活気づくときです。
78歳になる母は、3年前に足首の複雑骨折で1年闘病をしたのですが、今は金具もはずれ、驚異の回復。機械で植えたあとの手作業による植え継ぎ作業を、母と弟と私と一列に並んでやったのですが、どんどん先へ行かれてしまいます。いやあ、負けました。
 一株、一株、わが子を愛でるように、苗が足らなければ植え継ぎして根元を押えて一歩一歩進みます。耕地整備した広い田んぼを仕上げるのに一日かかりました。腰が痛みます。
 どうぞ、今年も豊作でありますように。
 母の背中に感謝をしながら、無事を祈りながら、豊作をいのりながら、心地よい汗をかいてきました。
みなさん、お米の一粒一粒、大事に食べてくださいね。