特定秘密保護法は撤廃を!!

臨時国会が閉幕しました。安倍政権が圧倒的な国民の反対の声を無視して、特定秘密保護法案を強行可決しました。
 先日、秘密保護法を廃止させる新たなたたかいを相談する会議がもたれ、倉林明子参議院議員、井上さとし参議院議員のなまなましい報告をお聞きしましたが、法案の内容も、運営も本当に異常な国会です。
 秘密保護法案の審議は衆議院で40時間、参議院では20時間という超スピード審議、5日の参議院特別委員会では、野党議員の質問が終わり、自民党議員の質問の途中に、別の自民党議員が突然立ち上がり、声をあげたところで議場が騒然。何も聞こえないまま、与党は「採決した」として退席したそうです。
 会期末の6日には、日比谷野外音楽堂に15000人もの人々が。議員面会所には続々と市民が駆け付けるなど法案に反対、慎重審議を求めるコールが響き渡るなかで、深夜の強行可決となりました。
 いよいよ、採決に入るというところでみんなの党も維新の会も民主党議員も立ち上がり議場からでていってしまい、本会議では、民主党が反対討論を放棄し、自民党の賛成討論、共産党の反対討論、まさに自共対決で閉幕ということとなりました。自民党の京都選出の某参議院議員は反対票を投じて話題となりましたが、確信犯だったのではとのもっぱらの噂です 日本共産党の論戦で自民党の中でも動揺が拡がっていたからです。法案成立後も国民の怒り、廃止を求める世論が拡がっています。頑張りたいと思います。